「また雨か……」。そんな気持ちになったのは今永昇太だけじゃなかったはず。
2026年6月24日(日本時間25日)、カブスの今永昇太投手(32)がメッツ戦のダブルヘッダー第2戦に先発し、8戦ぶりとなる5勝目(6敗)を手にしました。
2度の雨天順延という異例の状況に置かれながら、3本塁打を浴びながらも要所を締める粘りの投球でチームの連勝に貢献。32歳のベテランが見せた底力に、ファンも思わず「やっぱりこの人は違う」とうなずいたはずです。
この記事で分かること
- 雨天2度順延でどのように調整を乗り越えたのか
- 3被弾を浴びながらも勝てた理由
- 試合の流れを変えた「けん制死」の場面
- カブスのチーム状況と今後の見通し
2度の雨天順延という試練
今永は6月15日(日本時間16日)のロッキーズ戦に先発後、次の登板予定は21日(同22日)のブルージェイズ戦でした。
ところが雨天順延で流れてしまい、翌22日(同23日)にニューヨークへ移動してのスライド登板も、またしても雨でキャンセル。結果として24日(同25日)の「中9日」での先発となりました。
投手の理想的な登板間隔は「中5〜6日」が一般的。それが「中9日」になると、体の感覚のズレや球の重さが出やすくなります。調整の難しさは想像以上です。
3被弾でも崩れなかった理由
試合は序盤から苦しい展開でした。2回にアルバレス、ユーイング、4回にビエントスと3選手にホームランを浴び、4回終了時点で4失点。スタンドのカブスファンもざわりとしたはずです。
それでも今永が「崩れなかった」最大の理由が、5回の場面で生まれました。
試合を変えた「けん制死」の瞬間
- 5回1死一塁、走者ユーイングが一塁に残っていた
- 今永が絶妙なタイミングでけん制球を投じ、ユーイングをアウトに
- ピンチをスッと断ち切ると、直後の6回に打線が逆転に成功
「技術で作ったアウト」が流れを引き寄せました。ホームランで失ったリードを、頭脳と技巧で取り返す。これが32歳ベテランの真骨頂です。
ダブルヘッダー連勝でカブスは3連勝・貯金6
この日カブスはダブルヘッダーを連勝し、10対5で快勝。チームは3連勝を達成し、貯金を6に積み上げました。
なお4番・右翼で先発出場した鈴木誠也はダブルヘッダー両試合を通じて無安打。チーム全体の攻撃力で押し切ったかたちです。
試合ハイライト(2026年6月24日 カブスvs.メッツ ダブルヘッダー第2戦)
今永昇太:6回途中 4安打 4失点(3被弾)
結果:カブス 10-5 メッツ
今季成績:5勝6敗
まとめ:「中9日」でも折れないベテランの意地
雨に2度邪魔されながら、ホームランを3本浴びながらも白星をつかんだ今永昇太。その底力は本物でした。
- 雨天順延2度という「中9日」の異例の調整を乗り越えた
- 3被弾・4失点の苦しい展開でも粘り続けた
- 5回のけん制死が試合の流れを引き寄せた
- チームは3連勝・貯金6で上昇気流に
次の登板ではどんな投球を見せてくれるのか。カブスとともに今永の歩みから目が離せません。最新の試合情報はスポニチアネックスの記事もあわせてチェックしてみてください。
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