「W杯を見るために月980円でDAZNに加入した」——そのつもりだったのに、実際には年間で2万6340円の請求が来た……そんなトラブルが続出しています。
サッカーワールドカップ北中米大会が盛り上がる中、DAZNの料金表示の「わかりにくさ」が問題視され、SNSには「ひどい」「だまされた」「二度と契約しない」という批判が殺到しました。
これは「ダークパターン」と呼ばれる手法。どういう仕組みで、どう対処すればいいのかを解説します。
この記事で分かること
- 「月980円」が実際は年間いくらになるのか
- ダークパターンとはどんな手法か
- DAZNが行った謝罪・返金対応の内容と対象範囲
- サブスク契約で騙されないための3つの注意点
「月980円」と思ったら年間2万6340円だった
今回問題になったのは、DAZNのサッカー特化プラン「DAZN SOCCER」の料金表示です。
画面上では「980円」という数字が大きく強調されていましたが、実際の内容はこうでした。
- 最初の3カ月:月980円
- 4カ月目以降:月2600円
- 年間合計:2万6340円(年間契約が必須)
月980円を続けて見られると思って加入した人が続出し、SNSは怒りの声で溢れかえりました。
「月◯◯円」という表示でも、年間契約や段階的な価格変動がある場合があります。加入前に必ず利用規約と年間総額を確認しましょう。
そもそも「ダークパターン」って何?
ダークパターンとは、ユーザーを意図せず誘導するように設計されたUI(画面デザイン)の手法のことです。
具体的には、安い数字だけを目立たせて高い部分を小さく表示したり、解約ボタンをわかりにくい場所に置いたりするものが代表的。
今回のDAZNの件では、景品表示法上の「有利誤認」にあたる可能性があると専門家が指摘しています。法的にグレーゾーンであることには変わりなく、今後の規制強化につながる可能性もあります。
DAZNの謝罪・返金対応はどうなった?
DAZNは段階的に対応を発表しました。
- 6月13日:一部の説明で月額プランと受け取れる表記があったとして謝罪。一部契約者向けに解約・プラン変更受付を開始
- 6月18日:DAZN SOCCERの新規受付を停止。全契約者を対象に解約・返金対応を拡大
DAZN SOCCERに加入してしまった場合、2026年6月18日以降はすべての契約者が解約・返金申請できる状態になっています。まずはDAZN公式サイトのサポートページを確認しましょう。
サブスク契約で騙されないための3つのチェックポイント
今回のDAZNの件を教訓に、サブスク加入前に必ず確認しておきたいポイントをまとめました。
- 年間総額を確認する:月額表示だけでなく、年間でいくら払うかを必ずチェック
- 価格変動の条件を読む:「最初の◯カ月は特別価格」という表記に要注意
- 解約方法を先に確認する:加入前に解約ページを探しておくと安心
まとめ
DAZNの「月980円」問題は、W杯という大きなイベントを機にダークパターンが広く認知されるきっかけになりました。
DAZNは返金対応を発表しましたが、同様の手法を使うサービスは他にも存在します。お得そうな表示ほど、裏の条件をしっかり確認する習慣をつけることが大切です。
W杯観戦を楽しみたいなら、複数の配信サービスの年間総額を比較してから加入するのが賢い選択です。
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